ボツ記事
ホームページを作るに当たって書いた文章ですが、掲載をためらってボツにしました。手直しして正式掲載するかもしれませんので、小さく載せておきます。ヒマつぶしにどうぞ。半分遊び入っています。
審査の合否判定基準は?
審査中の態度、個人の技の修練度、試合成績などを考慮して総合的に合否判定します。級が上がると審査も厳しくなり、残念ながら不合格になる生徒もおります。もちろん実力が全然足りない場合や練習回数が規定回数を超えていないと審査は受けられません。
しつけ
「ウチの子は悪い事をしたら叩いて下さい。」とおっしゃる保護者がいます。気持ちとしては「一切をお任せします。」という意味だと思います。私は空手の練習中に、サボっていても叩きません。やる気のない者に強制練習させる気もありません。練習が嫌なら隅で見ているか帰ってもらって結構、他の会員の邪魔はするな、という方針です。叩かなくてはいけないほど悪い事をする子はまずいません。また、叩いて指導すると、その子も下級生を叩いて指導するようになります。叩かれる事に慣れてしまうと、叩く事も平気になってしまいます。叩く、叩かないは、どちらが良いのか分かりませんが、私の性格として叩くのは好きではありません。
「躾もお願いします。」と入会時に言われることがありましたが、空手クラブは躾教室ではありません。手助けくらいはなるかも知れませんが、躾は基本的に家庭でするのが本来の姿であり、週に数回、二時間程度の時間で躾など出来るはずはありません。同じく、学校に躾を押し付けるなど本末転倒だと思います。学校は勉強と団体生活を学ぶ場であって、それに対して迷惑がかからないように躾をしてから預ける位の気持ちが必要だと思います。
出稽古 ある程度上達してからの話ですが、他の団体と交流し良い所を吸収するのは理想です。当クラブでは単独での出稽古も特に禁止しておりません。(一般的な団体なら禁止が普通。)ただ、頭が固くて古い体質の指導者なら「道場破り」だとさわぐ人もいます。単独出稽古は多少の危険を伴い、マイナス点もあるということを覚悟して慎重に行動してください。
また不定期ですが、クラブとしても友好団体の他道場と合同練習も行っております。
①一般的な団体なら禁止が普通と先に書きましたが、最も大きな理由はこれです。出稽古先で当会の恥や今後の方針などを漏らさないでください。知られないほうがよい余計な情報を流されると、指導者同士の人間関係に溝が出来ることがあります。また、井戸端会議の延長線上の話であっても、伝え方や言葉足らずや重要な事が抜けて伝わると別の話が出来上がってしまいます。
②行く前に必ず相談してください。基本的には了承します。指導者同士のお付き合い上、指導者からお願いしますと連絡しておいたほうが良い場合もあります。またクラブとして付き合いたくない団体のところへは、申し訳ありませんが許可は出せません。
③個人での出稽古で怪我しても当会で申込しているスポーツ保険などは適応除外となります。スポーツ保険は、当会活動中の事故に対し保険が支払われるものです。
空手は上手い下手は気にせず楽しめば良いものです。
きつい練習は幸福を得るために頑張るものであり、
ただ嫌なだけなら空手を辞めれば良いのです。
勝つことが目的ではなく、空手を楽しみ幸福を感じることが目的であってほしい。
空手を頑張るお子さんも、それを応援しているご家族もみんなが幸せでありますように。
空手を通しての出会いや学んだことを活かして人生を送れるってことが素晴しいことです。
これが空手道であり武道だと思います。